弾力日記

ぶにょぶにょした日々

7/17

果てしない道のりを今までも歩んできた気がするけれど、果てしない道のりはやはり果てしなくていまだに終わりが見えない。死にたい心を内包した肉を無理やり跳躍させて乗りきる日常はとても厳しい。わけもなく悲しいなんてそんなことはなく悲しいのには理由がある。しかしその理由に目を向けることが俺にはできない。なぜならその理由を覗き込めば俺の目と底なしの虚無とが繋がりあって、そこから流れてきた暗黒に取り込まれて立ち上がれなくなるからだ。もう少しまともな人生を送るはずだったのだけれど、気がつけばもう手遅れだ。すり減り果てた強い気持ちは粉末状になりただのゴミと化して自室のいたるところに降り積もっている。それを掃除機で吸い込んでゴミ袋に集めて燃えるゴミに出す日が近い。とても近い。そう、とっても近いのだけれども永遠に来ない。まったく来ない。来てたまるかってんだい。

生きているのか死んでいるのかもう良くわからない。実感が無い。何も無い。死が俺を貫く日を待っているような気もするし、待っていない気もする。何なんだこれは。元気がでない。まったく希望を失ってしまったようだ。信じられるかい。あの日の俺に胸を張って会えるかい。

そういえば思い出した。俺は無敵だった。

傷つきすぎて浅い呼吸で死にかけの小鳥みたいに過ごしすぎていて忘れていた。俺は俺だ。無敵の俺だ。そういえば生きている。まだ三十代だ。終わりまでまだ時間がある。立ち上がれ。そしてヤツを立ち去らせろ。俺は弾切れじゃない。惨めったらしくひざ小僧を眺める日々はおしまいだ。何もせずに諦めるのは飽きただろう。戦って勝ったり負けたりしながら生きるのだ。

って同じようなことを過去にもほざいて何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も繰り返しているけれど結局俺は何にもなれなかったしこれからもそうかもしれない。しかしまた俺は同じように立ち上がり、歩きだしてしまった。俺はきっと死ぬまで繰り返すのだろう。こんなくだらない人生を、生きざまを、さらし続けるのだろう。クソッたれ。

かわいそうですか?そう思うならおこめけんください。


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noteに文章を書いて載せています。

もし良ければ見てください。

https://note.com/onakasukihiko