弾力日記

ぶにょぶにょした日々

2022.6.12

最後にこの日記を書いたのはいつだったかも忘れていたし、今後二度と書く気もなかった。でも何となく今書いてみようと思ったのは、あまりにも精神的老廃物を輩出する機会が無いなぁと思ったからだ。色んな絶望とか死にたいくらいどうしようもない状況を奇跡的に潜り抜けて、何とかなったなぁと思っているのだけれどもやっぱりその先に待っていたのは見慣れた希死念慮でどこに行っても闇ばかりだなぁこの世はとか上から目線で言っている俺は何者なのだろうか。年々重くなっていく肉体を引きずるために必要な力が俺にはもう無いよと言いながらも、義務的にこなしていく日々の中で奇跡のような力が湧いてくることもあり俺って無敵ねと思うのだけれどもそれってどっから来た力なのかな。心の奥底に問いかければ簡単に答えが出るよね。生きることに意味を問うのではなく、俺が今ここで生きている意味を、生きることに問われているのだって誰かが言っていた。今この場所で俺が生きている意味を問われている。問われ続けることが人生なのだ。だったら答えてやるよ。答えはこうだ、クソッたれ……なんてフザけた事を言うにはもう若くないなぁと思うし、きちんと自分が神様に持たされた特性を生かしてオリジナルの36.5℃をこの世の中で輝かせたいものだけど自分に向き合い自分を全うするのはとても怖いことだ。とてもとても怖いことだ。でもそろそろ逃げ回ることをやめないと人生に呆れられて見捨てられてしまうから何とかするしかないかなって思ってますよっと。

 

何に対しても愛を持って接しよう。言いたいことではなく、言うべき言葉を探して言おう。この世界は言葉によってできたなら、それだけの力があるなら、慎重に取り扱って愛をブッ込めた言葉ばかり言おう。愛しているよ。家族も親戚もヘライザーさんも怪物君も職場の凝り固まったオッサン達も市井にてすれ違う全ての人々もこれを読んでいるあなたも愛しているよ。いつかまた会おうね。永遠の時の後もずっと友達でいてね。

10/25

傷つけあいたいワケじゃないけれど俺はとても弱いから辛辣な態度をとってしまいもするね。キミの弱さが俺の心に爪を立てたときにその痛みすらも受け入れる厚みがもうないんだ。少しだけほうっておいて欲しいけれどそれもできないよね。なんとかやり過ごすすべを探しながら這いずっていくしかないようだから死にそうな顔になることを許してね。なんとかきっといつか絶対また穏やかに過ごせる日々をおとずれさせてみせるからその日まで一緒に傷つけあったり謝ったりしながら生きていこうね。いつもごめんね。

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10/24

職場のトイレの個室より、愛をこめて。

つらいなぁと見上げたトイレの電球の眩しさはとても辛辣で、くたびれた俺を容赦なく急かしてくる。もうなにも残っていない体内からひねり出した言葉は腐臭を伴っており周囲の人々を不快な気持ちにさせてゆく。そんな俺の悩ましい苦しい現状を吐露すれば同情の言葉を投げ掛けてくれる人が居ないわけではない。しかし同情を得るために自分語りをするための熱すらももはやなくなってしまっているのだ。

トイレはくさい。とてもくさい。俺にはお似合いの場所だろうけれど、似合いたくて似合っているわけではない。こんなところで立ちすくんでいたくない。でも出たくもない。ずっとひとりぼっちで過ごしていたい。会話したくない。包丁を首筋に当てたときのつめたさと、当てられた皮膚のざわめきの心地悪さだけを頼りに生きている俺はもうギリギリなのかもしれない。

俺がそんな気持ちで生きていることには神様しか気がついていない。なぁ神様俺がこの最下層から引き上げられてまともに生きられるというのならそれは奇跡だろうけれど。その奇跡が見たいんだ。アンタ得意だろう、奇跡を起こすのは。起こしてくれよ。助けてくれよ。俺が信じたアンタはもっと優しいはずだろう。お願いだよ、俺に気がついているのはもはやアンタだけなのだから。

扉を空けて手を洗えばまた次の苦難が俺の邪魔をしにやってくる。どうかやり過ごせますように。どうかどうか、何も起こりませんように。そんな救いのない願いくらいは聞き入れてくれてもいいのでは、神様。

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10/23 

枯渇している。かつてないほどに気力というか生きるための力のようなものが枯渇している。なにかやらねばならないような重要なことが山積しているとは思うのだけれど、まったく動く気持ちになれない。状況を考えれば必死こいて寝る間も惜しみ行動せねばならないのだろうけれど、時間が空けばついついソファに座ったまま天井の変な模様を眺め続けてしまいそのまま二時間くらい経過するのだ。このままゆっくりと様々なことが破綻に向かって進んで行き、いつの日か耐えきれなくなって崩壊するのだろうか。俺はもう終わってしまうのだろうか。もはやここまでなのだろうか。あせる気持ちとは裏腹に、微動だにしない身体。その内部ではこんなにもうるさく叫んでいるというのに、必死だというのに、何故こんなにも何もできないのだろうか。

こんな世の中ぶっ潰してやる、風穴空けてやる、知らしめてやる、間違ってるって言ってやる。そんな風に思っていた。何年か前までは確実に思っていた。しかし気がつけば俺はボロボロになり、歳を食い、戦う力も枯渇させ、何にも成し遂げないまま最近は地面ばかり眺めている。そんな折。かつての俺のような年齢の、かつての俺のような人が、かつての俺のようなことを言っているのを目の当たりにして思わずはっとした。

そうだよ、そうだよな、そうなんだよな、もっともっと輝いて世界だって照らせるはずで、世界は僕らの手の中なんだよな。キミは、というか、キミのように戦って苦しんでもがいている全ての人たちは決して間違えてはいないよ。応援しているよ。大丈夫だからね。俺はもう戦えなさそうだけれど、もう少し先の方の沿道で声援を送っているからね。大丈夫だよ。もしもキミが疲れ果てて戦えなくなったとしても、俺のように朽ち果ててしまったとしても、その時は一緒に泣いてあげるから。だから、きっと自分を信じて戦って苦しんでもがき続けてね。

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8/10

疲れ果てた人が多すぎて珍しくもないのだろうけれどそんな人々がそれぞれ抱える苦しみとか色々な筆舌尽くしがたさはそれぞれにとってオリジナルで耐え難くそれぞれの色々な様々が混ざりあって作り上げられた不協和音のようなこの世の中はそれぞれの苦しみを増し加えて回転させて無敵のごめんなさいムーブメントをそこかしこに発生させている。それを遥か上空から操る一握の上級者達にしやわせが集中しているがその上級者達の心の中にあるものは空虚な乾きのみでまったく満たされておらずむしろ俺たち下級生諸君と同じような死にたみすら抱えていると言うのだから驚きである。犬にオシッコをかけられても無言で耐えているというかうめき声を発することすらできない雑草さん達と俺たちは何が違うのだろうか。その答えは俺たちの胸のなかに確かに有ってか細いけれども決して消えない声となって鳴り続けている。回転し増殖する苦しみたちに何度殺されても消えない声が聞こえるか。心の奥底から響くその声にしたがって歩け。大丈夫だって誰も言ってくれやしないなら俺が言ってやるから安心してくれよまっすぐ歩けなくて当然だし穴に落ちたりもするけれどエンディングにたどり着いたときに笑顔でゴールテープを持って待っててやるから大丈夫大丈夫大丈夫だからね。

 

 

 

 

 

 

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8/1

痛い痛い痛い痛いイッいやぁぁぁぁだぁあぁぁああぁあ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だもうダメダメダメだぁあ本当に勘弁して本当勘弁してくれよぉぉちょっとさああああああああああああああああああ胃が痛い胃が痛い痛いイッイッちょっとぉぉぉぉおぉぉおぉぉもぉおぉおおぉぉおぉおおお助けて助けて助けてもうしませんもうしませんからもうわかったから本当もう嫌なんです嫌嫌嫌嫌いいいいいいひひひひひひひははははははははははははははははアハアハもう太陽がイッパイだよぉ大変だなこれもうスゴいこれアレだよふくらみとふくらみの間が居心地スゴいなぁ挟まっちまったよコレもう悪いことしてお金もらってる人みたいにスゴい溢れているよこのコレはなんだこのでっぱりはなんなんだコレちょっとつまませていただこうかなこのこんもりとしたでっぱりを指先でサァサァしてやろうかなぁいゃあちょっといやいゃあ俺は何てことをして何を思い何処へ向かっているのかわからないし全ては無意味無意味無意味なんだよォォオォオオンッオンッオンッオンザプラネット俺オンザロケットマシュマロくぅぅぅううううううっせえええええんだよもう俺の靴下がスゴいんだよもうんのすごい長い間クソみたいな道のりを歩くのに履いてきた靴下がすうんごいんだよ知ってるかい知らねぇよ俺は知らねぇ知ってたまるかお前は誰だよ俺のおともだちかよ手をつないで空でも飛ぼうってのかお前かまうなよかまわないでください一人でいたいこわいからこわいこわい人ってこわいこわいこわいつらいつらいひひひひひひぎいぎいおほっおほほっあらあらアナタこれすごいじゃないですかこのだらしのないでっぱったやつすごいですね

 

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7/17

果てしない道のりを今までも歩んできた気がするけれど、果てしない道のりはやはり果てしなくていまだに終わりが見えない。死にたい心を内包した肉を無理やり跳躍させて乗りきる日常はとても厳しい。わけもなく悲しいなんてそんなことはなく悲しいのには理由がある。しかしその理由に目を向けることが俺にはできない。なぜならその理由を覗き込めば俺の目と底なしの虚無とが繋がりあって、そこから流れてきた暗黒に取り込まれて立ち上がれなくなるからだ。もう少しまともな人生を送るはずだったのだけれど、気がつけばもう手遅れだ。すり減り果てた強い気持ちは粉末状になりただのゴミと化して自室のいたるところに降り積もっている。それを掃除機で吸い込んでゴミ袋に集めて燃えるゴミに出す日が近い。とても近い。そう、とっても近いのだけれども永遠に来ない。まったく来ない。来てたまるかってんだい。

生きているのか死んでいるのかもう良くわからない。実感が無い。何も無い。死が俺を貫く日を待っているような気もするし、待っていない気もする。何なんだこれは。元気がでない。まったく希望を失ってしまったようだ。信じられるかい。あの日の俺に胸を張って会えるかい。

そういえば思い出した。俺は無敵だった。

傷つきすぎて浅い呼吸で死にかけの小鳥みたいに過ごしすぎていて忘れていた。俺は俺だ。無敵の俺だ。そういえば生きている。まだ三十代だ。終わりまでまだ時間がある。立ち上がれ。そしてヤツを立ち去らせろ。俺は弾切れじゃない。惨めったらしくひざ小僧を眺める日々はおしまいだ。何もせずに諦めるのは飽きただろう。戦って勝ったり負けたりしながら生きるのだ。

って同じようなことを過去にもほざいて何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も繰り返しているけれど結局俺は何にもなれなかったしこれからもそうかもしれない。しかしまた俺は同じように立ち上がり、歩きだしてしまった。俺はきっと死ぬまで繰り返すのだろう。こんなくだらない人生を、生きざまを、さらし続けるのだろう。クソッたれ。

かわいそうですか?そう思うならおこめけんください。


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